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実家を相続したくない場合の対処法

close up of parents and child palms together

Photo by Melvin Matute on Pexels.com

black and white portrait of man holding sleeping baby

 もし、都内で暮らすあなたが田舎の実家を相続することになったらどうしますか?仕事も家庭もあるし、遠く離れた実家の管理は大変、申し訳ないけどできれば相続はしたくない…。そんなあなたのためにいくつかの対策があります。以下の方法を検討してください。


1. 相続放棄をする(原則3か月以内)

相続自体を放棄することで、実家の不動産を含む一切の財産・負債を受け取らずに済みます。

相続放棄の手続き

⚠️ 注意点


2. 他の相続人に引き取ってもらう

実家を相続したくない場合、他の家族に引き取ってもらう ことを検討しましょう。

📌 例えばこんな方法


3. 相続した後に売却する

相続放棄しなくても、相続後に売却する ことも可能です。

売却の流れ

  1. 不動産の査定を依頼(不動産会社に相談)
  2. 相続登記をする(名義変更が必要)
  3. 買い手を探し、売買契約を結ぶ

📌 売却が難しい場合


4. 「相続土地国庫帰属制度」を利用する(2023年開始)

2023年にスタートした 「相続土地国庫帰属制度」 を利用すると、土地を国に引き取ってもらえます。

利用条件

⚠️ 注意点

👉 詳細は法務局で確認
→ 法務省HP


5. 住まなくても管理する(貸す・活用する)

「売れないし、相続放棄もできない…」という場合は、賃貸や活用を検討 できます。

活用方法の例

👉 貸すことで管理費をカバーできる場合も


6. それでも困ったら専門家に相談

早めに対策を考えることが重要 です。
「相続放棄できる期間(3か月)」を過ぎると、より手続きが複雑になるため、早めに動くことをおすすめします!

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