企業担当者・外国人ご本人向け
在留資格一覧表（リンク）と、手続別の必要書類まとめ
「この在留資格はどの手続？」「書類は何が必要？」を迷わないために、
出入国在留管理庁の在留資格一覧をベースに、企業実務で使う形に整理しました。
詳しい解説は各ページへ：
※最終的な提出書類は、在留資格の種類・所属機関（カテゴリー）・個別事情で変わります。ここでは「共通＋頻出の追加」を掲載しています。
在留資格一覧（クリックで該当の説明へ）
【共通】手続別：基本の必要書類（まずここ）
A. COE（在留資格認定証明書交付申請）
- 在留資格認定証明書交付申請書（該当様式）
- 申請人（本人）に関する資料（経歴・身分関係など、在留資格に応じて）
- 受入れ機関・雇用条件・活動内容を裏付ける資料（就労系等）
- 代理申請の場合は、申請人との関係が分かる資料（受入れ機関申請等）
※「短期滞在」「永住者」等を除き、活動内容が在留資格に該当すること等を審査する手続です。
公式：COE手続概要B. 在留資格変更許可申請
- 在留資格変更許可申請書（該当様式）
- パスポート・在留カード（提示）
- 変更後の活動を裏付ける資料（雇用契約・学歴職歴・事業資料等）
- 必要に応じて理由書・疎明資料（疾病等の事情がある場合の診断書等）
C. 在留期間更新許可申請
- 在留期間更新許可申請書（該当様式）
- パスポート・在留カード（提示）
- 現行の在留資格どおり活動していることの資料（就労証明・在学証明等）
- 必要に応じて理由書・疎明資料（疾病等の事情がある場合の診断書等）
※上は「共通の骨格」です。実際は、在留資格・カテゴリー・個別事情で追加資料が発生します（以下に代表例）。
技術・人文知識・国際業務（代表：ホワイトカラー就労）
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 雇用契約書／労働条件通知書／内定通知書（職務・給与・勤務先）
- 職務内容説明（ジョブディスクリプション：具体的に）
- 本人の学歴・職歴資料（卒業証明、成績、職務経歴等）
- 会社の実体資料（登記事項、会社案内、決算、HP等）
変更で頻出の追加書類
- 変更理由が分かる資料（留学→就労、職務変更、転職等）
- 新旧の雇用条件・職務の対比資料（必要に応じて理由書）
更新で頻出の追加書類
- 在職証明／雇用継続が分かる資料
- 職務内容・給与の継続性が分かる資料（必要に応じて）
経営・管理（会社経営・役員等）
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 事業計画（売上計画・体制・市場・資金計画）
- 会社の実体資料（登記、賃貸借、事務所写真、許認可等）
- 資本金・資金出所の説明資料（必要に応じて）
変更で頻出の追加書類
- 職位・業務実態（経営/管理）の説明資料
- 事業の継続性（決算/売上/契約等）
更新で頻出の追加書類
- 直近の決算・売上根拠（請求書、契約等）
- 事業実態（オフィス、従業員、運営状況）
特定技能
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 雇用契約（特定技能の基準に沿う）
- 分野・職務内容の適合資料
- 支援計画（1号の場合）／支援体制資料
変更で頻出の追加書類
- 分野継続・転職の要件に沿う資料
- 支援体制の更新資料（該当する場合）
更新で頻出の追加書類
- 就労継続・受入れ継続の資料
- 支援実施状況（必要に応じて）
高度専門職
高度専門職はポイント制の整理が入るため、申請設計（点数・疎明資料）が重要です。
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 学歴・職歴・年収等の疎明資料（ポイント算定根拠）
- 受入れ機関資料（就労内容・雇用条件）
変更／更新で頻出の追加書類
- 変更後の活動におけるポイント根拠（必要に応じて）
- 雇用条件・活動内容の継続性資料
留学
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 入学許可書／受入れ校の資料
- 学費・生活費の支弁資料（預金、送金、奨学金等）
- 学歴・学習計画の説明（必要に応じて）
変更で頻出の追加書類（留学→就労など）
- 卒業見込み／卒業証明等
- 就労先の雇用条件・職務内容・学歴職歴の整合
更新で頻出の追加書類
- 在学証明／出席状況／成績等（学校側資料）
- 支弁継続資料（必要に応じて）
家族滞在
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 親族関係を証明する資料（婚姻・出生等）
- 扶養者（在留者）の在留資格・在職・収入資料
- 同居・扶養の実態資料（必要に応じて）
変更で頻出の追加書類（家族滞在→就労等）
- 就労先の雇用条件・職務内容・本人の学歴職歴
- 変更理由・経緯（必要に応じて理由書）
更新で頻出の追加書類
- 扶養者の在職・収入の継続資料
- 同居・扶養の継続資料（必要に応じて）
特定活動
特定活動は「指定書」で活動類型が分かれるため、類型確認が最優先です。
COE／変更／更新（共通の考え方）
- 指定書の類型に応じた疎明資料（活動内容の説明）
- 雇用がある類型は雇用条件・職務資料
- 学業・就活類型は学校・活動実態資料
日本人の配偶者等（身分系）
COEで頻出の追加書類（代表例）
- 戸籍謄本等（婚姻等の関係確認）
- 夫婦関係の実態資料（必要に応じて質問書・写真等）
- 生計維持（収入・納税等）に関する資料
更新で頻出の追加書類
- 婚姻の継続実態資料（必要に応じて）
- 住民税等の課税・納税資料（必要に応じて）
永住者の配偶者等
身分系のため活動制限は少ない一方、関係実態・生計の安定が焦点になりやすいです。
定住者
類型（理由）により必要資料が大きく変わります。指定内容に合わせた疎明資料が必要です。
永住者
永住許可は別手続（永住許可申請）になります。COE/変更/更新の対象整理が異なります。
公式ページ（必ず最終確認）
※上の「必要書類」は、個別ページで指定される追加資料があるため、最終的には公式ページの指示に従ってください。